先日、筆者はパチンコをしながらx(旧Twitter)でこのニュースを知った時、あまりの衝撃に当たってもいないのにケツうきしたのを覚えている。大好きな格ゲー(ちなみに筆者はKOF勢)と大好きな漫画のHUNTER×HUNTERが融合するなんて「奇跡が起こった!」と言わざるを得ない。それぐらいのニュースだった。しかもHUNTER×HUNTERが格ゲーになることは、異例中の異例、まさに前代未聞のことだ。その理由もおいおい説明していこう。
今回はまだ先の話だが、登場キャラクターの大予想をしていきたい。この予想は100%筆者の独断と偏見で決めている。「このキャラクターがなぜ入っていない!」「それはあり得ない」などは心の中で思っていただいて、温かい目で読み進めてほしい。なにせ、現時点では情報はまだ一切出ていない。
では、みなさんも予想しながら楽しみに発売を待とう。
HUNTER×HUNTER、対戦格闘ゲームに関するニュース
まず、このニュースの中身を簡単にまとめておくので、知らない方は頭に入れておいてほしい。
2023年12月16日、ブシロードは、幕張メッセで開催中の「ジャンプフェスタ2024」のブシロードブースで、「HUNTER×HUNTER」を原作とした本格的な対戦格闘ゲームを制作すると発表した。
本作の開発は、「MARVEL VS. CAPCOM 3」や「DNF Duel」の開発で知られるエイティングが担当します。対応機種や発売日といった情報は現段階で未発表だが、続報は、2024年1月6日に開催されるイベント、「ブシロード新春大発表会 2024」で発表するとのことだ。
「HUNTER×HUNTER」は、1998年より週刊少年ジャンプで連載が開始された冨樫義博氏の代表作。ジャンプ史上最高の人気作品の一つとして知られ、シリーズ累計発行部数は8400万部を突破している。
原作は、主人公のゴンが父と同じハンターを目指すために、さまざまな試練に立ち向かう姿を描いた冒険ストーリーで、個性豊かなキャラクターや、魅力的な世界観が多くのファンを魅了している。
対戦格闘ゲーム化にあたり、エイティングは「原作の魅力を最大限に引き出せるように、こだわりを持って開発に取り組んでいきたい」とコメントしている。
2024年1月6日の続報発表が待ち遠しいところだ!
HUNTER×HUNTERが格ゲーとして発売されることが前代未聞な理由
冒頭でも説明した通り、この格ゲータイトルに「HUNTER×HUNTER」が選ばれたのは異例中の異例だ。なぜなら、原作はまだ未完の連載中だからだ。
これまでもアニメを題材にしたアーケード格ゲーは「北斗の拳」や「ジョジョ」などあるが、原作は基本的は完結している。スピンオフや続編としてはまだ続いている作品もあるが、基本的に本編は完結している。「ジョジョの奇妙な冒険」についてはすでに完結している「空条丈太郎編」に出てくるキャラのみで作成されている。
HUNTER×HUNTERは、現状キャラによっては能力が未知なキャラも少なくない。そして、これからとんでもない個性あふれるキャラクターも登場してくるだろう。こういったキャラクターの扱いに関しては、最近、ストリートファイター6や、KOF15などでもDLC(ダウンロードキャラクター)としてアップデートとともに使用キャラを増やしたりすることも出来るがどうだろうか。続報を待ちたいところだ。
登場キャラクター大予想にあたり、選考判断の概要
選考にあたり、不合格と(現時点で登場させるには困難)判断した理由を書いておく。
1,暗黒大陸以降のキャラクターたち
原作を分類して「ハンター試験~天空闘技場編」「グリードアイランド編」「キメラアント編」「暗黒大陸編」とした時に、「暗黒大陸編」のキャラクターはおそらく登場させないだろうと思う。現時点で原作は37巻まで発売されており、暗黒大陸編はまだまだ終わりそうにない。あまりにも未知な部分が多すぎるからだ。この状態ではとてもキャラとして開発出来ないだろう。上記にも書いたDLCコンテンツ対応としては可能性ありだ。
2、能力が未知、戦闘向きではないキャラクターたち
例えば、HUNTER×HUNTERファンの間でも大人気の「幻影旅団」。全団員キャラが際立っているので、登場キャラクターとして参戦させたいだろうが、能力的にどうしても戦闘向きではないキャラも存在する。
・マチ ヒソカを治すときに使用した念糸縫合
・パクノダ 自分の記憶を他人に渡せる、相手の記憶を引き出す
・コルトピ 物体の複製
・ハンゾー ハンター試験後、暗黒大陸でも登場させるぐらいだからかなりの実力者だが、能力が未知
など。能力が未知、もしくは戦闘向きではない能力者は今回除外させていただいた。開発のエイティングのコメントで「原作の魅力を最大限に引き出せるように、こだわりを持って開発に取り組んでいきたい」とあるように、能力なしで登場させるわけにはいかないだろう。
登場キャラクター合格者
それでは現時点で発売時に登場する有力キャラクター候補を見ていこう。キャラクターを見ていくにあたってはいくつかの項目に分類している。以下の5つだ。「主人公チーム」「ハンター試験~天空闘技場編」「グリードアイランド編」「キメラアント編」「幻影旅団」「ゾルディック家」
主人公チーム
ゴン・フリークス
原作の主人公。主人公なので100%登場だ。また、能力も強化系で開発陣も作成しやすいと言える。ネフェルピトー戦の変身ゴンは超必(超必殺技)以上の扱いだろうと予測される。
クラピカ
こちらもレギュラー陣。当然の参加と言える。筆者の予想では強キャラ臭がプンプンするが、みなさんはどうだろうか。エンペラータイムが超必以上か!?
レオリオ
彼もレギュラー陣として参加だろう。なんとかハンター会長選挙でジンをぶっ飛ばしたときに能力を使っている。さらに後に、ジンに技をパクられている。放出系だ。
ハンター試験~天空闘技場編
カストロ
ヒソカとあれだけの戦闘を繰り広げたキャラだ。登場する可能性は高い。しかも男前の美形キャラだ。登場すれば使用するプレーヤーも多いだろう
グリードアイランド編
ビスケット
ゴンやキルアの教育係でもあり、そのゴンとキルアに念を教えたウイングの師匠でもある。能力も作中描かれており、キャラも際立っている。余裕の登場だろう。変化形能力者。
レイザー
ある程度作中でも能力を見せており、登場する可能性は高いと言える。強化系に見えるが、放出系能力者。
ゲンスルー(ボマー)
グリードアイランドでは屈指の実力者。ほぼ間違いなく参加してくるだろう。具現化系能力者だ。
ビノールト
可能性としては5分といったところか。キャラクターの人数調整的な立ち位置になりそうだ。
「キメラアント編」
カイト
ジンの弟子でゴンの兄貴的存在。能力、キャラとも際立っており当確で参加だろうと言える。
ナックル
人情熱きキャラクター。ハコワレで能力をみせており、作りやすいだろう。ただ、状況次第では後述するシュートとともに見送られるかもしれない。
シュート
ナックルの相方。ユピーとの戦闘で評価をあげたキャラ。微妙だが、参加する可能性はある。
モラウ
作中では熱いキャラで強さも申し分ない。能力もみせており、参加はまず間違いないだろう。
ネテロ
間違いなく参加確定だろう。百式観音を使ってみたい。おそらく強キャラ候補。
王直属の護衛団3人
・ネフェルピトー
・ユピー
・シャウアプフ
この3人もほぼ100%当確と言える。しいて言うならばシャウアプフが微妙だが、護衛団1人だけ不参加とは考えにくい。誰か一人でも登場させるなら全員させるだろう。ネフェルピトーが参加しないということはまずないだろう。
メルエム=王
今回、唯一能力が未知だが候補に入れたキャラクターだ。まあ、普通に原作を読んだことがある方なら当確で間違いないだろう。ただ、キャラクターの作成は難しいと言える。楽しみなキャラクターだ。
幻影旅団
幻影旅団に関しては人気がありすぎるゆえに、制作陣も全キャラ参加させたいだろう。しかし、格ゲーのキャラとして成立させるには厳しいキャラもいる。そのあたりを考慮して選出した次第だ。ちなみに中古本の価格も某大手古本屋では、巻数の数字が小さい天空闘技場編~グリードアイランド編の約9~17巻が280円で、18巻~30巻のキメラアント編が200円と逆転現象が起きていた。これは幻影旅団の人気の高さの現れではないだろうか。キメラアント編でも幻影旅団は少し登場している。
クロロ・ルシルフル
ゾルディック家の2人といい、ヒソカといいとんでもないレベルの達人との戦闘も描かれている旅団のボス。参加当確で間違いない。
ヒソカ
当確間違いなしの筆頭候補。あえて何か書くならヒソカを旅団の枠に入れてよいか悩んだくらいか。
ウヴォーギン
ゴリゴリの強化系。キャラも目立っており、参加確定だろう。
ノブナガ
このキャラも刀を持っており、格ゲーのキャラとしては作りやすいだろう。
フェイタン
キメラアント編でもはやチートみたいな能力を使っている。
フィンクス
こちらもキメラアント編で能力をみせており、作成しやすいキャラと言える。文句なしだ。
フランクリン
旅団の中ではそこまで目立っていないが、オークションでヤクザ連中を皆殺しにしたときに能力を披露している。
ポノレノフ
こちらもフランクリン同様、キャラ的にはあまり目立っていないが能力も見せていることから参加するだろう。
シズク
一風変わった女性キャラクター。キメラアント編で戦闘シーンもあり、能力も披露している。
カルト・ゾルディック
幻影旅団でもあり、ゾルディック家の5男。まだまだ謎が多いキャラなので扱いが難しいが、5分ぐらいの確立で参加だろうか。
ゾルディック家
ゼノ・ゾルディック
キルアのおじいちゃん。クロロとの戦闘、ネテロにもメルエム戦で力を貸している。キャラ、実力とも申し分なし。
シルバ・ゾルディック
キルアの父。現ゾルディック家の当主。実力は申し分ないが、能力が未知。クロロとの戦闘で少しは戦闘シーンが描写されてはいるが、果たしてどうだろうか。
イルミ・ゾルディック
キルアの兄。ヒソカとも協力関係にあった。能力が微妙だが、キャラ的には充分濃いので参加するだろう。
ゴトウ
ゾルディック家に雇われている執事。のちに能力も披露しているが、登場するかは5分だろう。
その他
ジン・フリークス
ゴンの父。さすがに外せないだろう。ただ、本人の能力はまだ描かれていない。他人が使った能力をすぐ応用して使用しているシーンは描かれてはいるが・・・。キャラがキャラだけに制作陣はなんとしてでも登場させてくるはずだ。
以上32名だ。ただ、最初からこんな人数を登場させるとは考えにくい。微妙だと判断したキャラクターは見送られる可能性も十分あり得る。読者の皆さんはどうお考えだろうか。
プラットフォームは?
現時点では、ほぼPS4とPS5になると考えられる。またHUNTER×HUNTERを含めた日本のアニメは海外でも非常に人気が高い。海外の需要も考えれば、オンライン対戦に強いPS4、PS5で発売するのが大筋の見方と言える。オンライン型対戦格闘ゲームはストリートファイター6やKOF15など主だった格ゲーはいずれもPS4、PS5で発売している。PCでのSTEAMやXBOXでの発売も次点で考えられるだろう。
2.5D系の対戦型格闘ゲームでの発売が有力
最近のゲームでは、システムを2Dをベースにし、グラフィックを3dにしたゲームが主流になっている。ストリートファイター6やKOF15もそうだ。これを2.5D系と呼ばれいる。今回HUNTER×HUNTERの開発に携わるエイティングは「DNF DUEL」という2.5D対戦格闘ゲームを発売しており、制作実績あることから、2.5D系で制作される可能性が極めて高いと言える。
現時点で言えること
プラットフォームは上記の理由でPS4、PS5と考えていいだろう。各種能力をどう格闘ゲームとして成立させるのかがエイティングの見せ所だ。登場キャラクターの詳細は2024年1月6日の続報に期待だ。
この記事でも随時、情報が入り次第更新していくので、機会があれば読んでほしい。
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