ダイハツの不正について簡単にわかりやすく書いてみる
ダイハツの不正については、以下のポイントが挙げられる。
- 不正の内容: ダイハツは、安全性能を担保する認証試験で不正を行ったことが発覚。全90万件を精査した結果、25の試験項目における174個の認証不正が洗い出された。
- 内部告発: ダイハツの不正は、内部告発によって発覚し、ダイハツに勤務している社員が不正した事実を内部告発したことが要因。
- 調査結果: 2023年6月8日に複数の不正が見つかったことにより、第三者委員会は他にも類似の案件がないか調査を開始。2023年12月20日にダイハツ工業は認証申請における追加の不正があったことを発表。
- 原因: ダイハツの不正認証は、以下の5つの理由により30年以上告発がなかったとされている。
- 社内で通報しても、揉み消される
- 法規理解とコンプライアンス意識の低下
- タイトな納期とミスの許されない風土
- 現場任せで管理職が関与しない職場
- チェック体制の不備
ダイハツは、第三者委員会による調査報告書をウェブサイトで公表しており、「調査報告書(概要版)」と「調査報告書」の2つを誰でも見られるようにしている。
ダイハツ車は相変わらずいたるところで走っているw
まあ、上記の内容を活字で見てしまうと、ダイハツユーザーからすると「とんでもないことをしてくれたな~」と思うのは無理もない。ただ、現状、世の中を見ると当たり前のようにダイハツ車がそこら中で走っており、「すぐに乗り換えた」という人などおそらくほとんどいないだろう。ちなみに筆者の身内にもタフト所有者がいるが、気にせず毎日のように乗っている。5年、10年乗っている人が「何してくれたんだ!」といったところで少なくともそれまでは安全に乗れているのだ。「そういう問題ではない」と言われるかもしれないが、そんなことを言っている間にもダイハツ車ユーザーは毎日自分の愛車を乗っているだろう。世の中、そんなもんだ。気にせず乗ればよいではないか。
ダイハツのこれまでの功績を考えて褒めてみよう
あまりにもダイハツがフルボッコなので、ダイハツのこれまでの功績を含めて載せておくので、少しは褒めてあげてほしい。
ダイハツ工業は、1907年に創業した日本の自動車メーカー。創業以来、常に革新と挑戦を続け、日本の自動車産業の発展に大きく貢献してきた。
- 軽自動車の普及
- 燃費性能の向上
常に燃費性能の向上に取り組んでおり、1998年に軽自動車「ミライース」を発売。この発売により、軽自動車の燃費性能は大きく向上。
- 安全性の向上
安全性の向上にも積極的に取り組んでおり、1999年に世界初の衝突安全性能評価「JNCAP」で最高評価の「ファイブスター」を獲得した「ムーヴ」を発売。この発売により、軽自動車の安全性能は大きく向上。
これらの功績により、ダイハツは日本の自動車業界において、軽自動車のリーディングカンパニーとして確固たる地位を築いた。
また、海外市場にも積極的に進出しており、現在では世界100カ国以上で事業を展開している。
ダイハツのこれまでの功績を踏まえて以下のように褒めておこう。
- 軽自動車の普及に大きく貢献し、日本の自動車産業の発展に大きく貢献した功績は、非常に素晴らしいものである。
- 燃費性能の向上や安全性の向上など、常に技術革新を続け、人々の生活をより豊かにする自動車を提供してきた姿勢は、非常に尊敬に値する。
- 海外市場にも積極的に進出し、世界中の人々に愛される自動車を開発・製造してきた姿勢は、非常に素晴らしいものである。
マスコミが企業のミスを煽り、株価が下がったところで外資が買収する!?
さらに今回で言えば、こんな噂もある。マスコミがミスを煽り株価が下がったところで外資系の資本が買収するというやり口だ。これは大いに可能性のある話だ。
以下に、これまで日本の企業が外資に買収されたケースの一部を一覧にした。
買収先企業 | 買収者 | 買収年 | 買収額(億円) | 買収理由 |
---|---|---|---|---|
三菱自動車工業 | ルノー | 2001年 | 2,600 | 三菱自の経営再建 |
日産自動車 | 仏仏連合 | 2016年 | 3,700 | 日産自の経営再建 |
ソニー | 米ソニー・ミュージックエンタテインメント | 2008年 | 音楽事業のグローバル化 | |
キヤノン | 米ヒューレット・パッカード | 2011年 | プリンター事業の強化 | |
東芝 | 米ベインキャピタル | 2017年 | 東芝の経営再建 | |
ソフトバンクグループ | 米投資会社KKR | 2018年 | ソフトバンクの経営再建 | |
ヤフー | 米ソフトバンクグループ | 2012年 | ヤフーの経営再建 | |
セブン&アイ・ホールディングス | 米投資会社TPG | 2023年 | セブン&アイの経営再建 |
この他にも、多くの日本の企業が外資に買収されてきた。買収の理由は、企業の経営再建、事業の強化、グローバル化などさまざまだ。
近年では、日本の企業の買収額が拡大傾向にあります。2023年には、セブン&アイ・ホールディングスが米投資会社TPGに買収され、買収額は2兆円を超えた。これは、これまでの日本の企業買収額としては過去最大だ。
どうだろうか。我々はマスコミの報道には裏の意図がある可能性も十分考えて、報道を観る力を養わなければならないだろう。
ダイハツ寄りのコメントや応援コメント
・改善して、日本での話題自体は早く風化させるべき。車自体は悪くないのだろう。経験によりスキップしたというところか。お国の過剰テスト要求を感じる部分が現場ではあったのかな。排ガス値を誤魔化す欧州メーカーよりはましかだろうから、日本人が自分たちの首を絞めないようにしっかり改善することを前提に、回復までの時間を長引かせないようにするべき
・ミライースの短期開発及び生産販売の成功例の中身が今回のイカサマだったのであって、それを横展開しライバル会社がとある車種を出すと対抗馬として行き当たりばったりな感じで開発及び生産販売をしていたと言わんばかりです。 予想通り、ホンダやスズキの受注が急激に増えています。相当なバックオーダーになりますが、今や品質重視の社会です。消費者も今回のダイハツ不祥事を念頭に置き、クレームをつけて煽ったりしないでいただきたいです。
・今に至るまでの、ダイハツ車の事故率、事故の死亡率、重症化率を同サイズの他社製自動車と比較して、もし、並みだったら、安全性を確認する認証試験の必要性が疑われます。泥棒にも3分の理と言う事もあります。認証試験が本当に必要な試験だと証明するためにも、ダイハツ車の事故率、事故の死亡率、重症化率を同サイズの他社製自動車と比較した結果を出して欲しいのです。損害保険会社だって、そういうデータは持ってますよね。もし、ダイハツの車だけ事故の支払いが多ければ、損害賠償可能ですよね。
・不正 不正ってまあ喜んでバッシングしてる連中が多い事、中韓の車が堂々と日本で走っているのだから何も問題無し、むしろダイハツの方がまともだろ。所詮不正って日本の役人が自分に責任が追われたくないからマージンたっぷりの規制をかける この貧困国に成り下がっている日本の企業は少しでもコスト下げる努力をしているのが理解できないのかね、そして自国の企業をいじめてよりこの国を陥れたいマスコミがこれまた大喜びで報道 過去に姉歯が鉄筋減らして大問題なったが3.11で姉歯の建物すべて何も問題が起こらなかった 姉歯は役人より構造計算が優秀だった これが日本の役人かわいさ法律 別にこのままダイハツの車が走っていても問題無し 今まで何か問題あったのかね 三菱の隠ぺいは許さんが。逆に中古価格が下がる今が買い時。
・何十年も続いた不正だけどなんかあまり気にならない、今回の件でダイハツ買うの止めようとも思わないし、ダイハツやめて他国の車買うくらいならダイハツ車買うだろうな。
かしこい人はむしろ、今ダイハツ車を買う
おそらく短期的にはダイハツの「中古車相場」が安くなるだろう。しかし、ほとぼりが冷めるまでの短期間だけ。また自然と人気車種のタントなど価格が戻るだろう。つまり買い時はまさに今。今回の不正内容など本人が気にしても、街中のいたるところで走るダイハツ車を見ると、気にしている自分の方が少数派なのではないかと思えてくるハズだ。 がんばれ!ダイハツ!
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