韓国で行われている世界卓球選手権でまさかの出来事が起こった。なんと、現在世界ランキング1位の孫穎莎（中国）が同155位のアイヒカ・ムカルジー（インド）に1－3で敗れた。さらに同2位の王芸迪（中国）も同49位のスリージャ・アクラ（インド）にストレート負け。一体、誰がこんなこと予想できただろうか。
そこで今回は、この世界ランク１位孫穎莎（中国）破ったインドの新星アイヒカ・ムカルジーに焦点を絞ってみていこう。
現在、世界ランキング１５５位 アイヒカ・ムカルジーはどんな選手なのか？
プロフィール
- 生年月日: 1997年6月10日
- 出身地: インド 西ベンガル州ナイハッティ
- 身長: 160cm
- 利き手: 左利き
- 戦型: シェイクハンド
- 所属: Petroleum Sports Promotion Board (PSPB)
- 世界ランキング: 155位 (2024年2月現在)
経歴
- 2013年 – ジュニア世界選手権女子シングルス ベスト8
- 2018年 – コモンウェルスゲームズ女子シングルス 銅メダル
- 2018年 – アジア競技大会女子団体 銅メダル
- 2022年 – アジア競技大会女子ダブルス 銅メダル (マニカ・バトラ選手とペア)
- 2023年 – 世界選手権 団体戦 3位
- 2024年 – 世界卓球選手権女子団体 1回戦で中国の孫穎莎選手に勝利 (世界ランキング1位)
インドのスポーツ栄誉にあたるアルジュナ賞を受賞
アイヒカ・ムカルジーは、2023年にインドのアルジュナ賞を受賞した。
2023年8月10日に発表された受賞者リストには、ムカルジーの名前が含まれていた。彼女は、2022年のコモンウェルスゲームズ女子シングルスで金メダルを獲得するなど、卓球界で目覚ましい活躍を見せている。
ムカルジーは、アルジュナ賞を受賞したことに対して、「これは私の夢であり、この賞を受賞できてとても光栄です。これは私の家族、コーチ、そして私を支えてくれたすべての人々のおかげです。」とコメント。
家族構成
- 父親：サチン・ムカルジー氏（エンジニア）
- 母親：スミタ・ムカルジー氏（主婦）
- 姉：アディティ・ムカルジー氏（医師）
交際相手
現在のところ、公に交際している相手はいない。
注意事項
- 上記の情報は、公開されている情報に基づいており、すべて正確であるとは言い切れないのでご理解いただきたい。
プレースタイル
ムカルジーは、攻撃的なプレースタイルで、フォアハンドとバックハンドの両方が強力だ。特に、バックハンドのアンチラバーは非常に変化が大きく、相手選手に脅威を与える。また、フットワークも非常に機敏で、ラリー戦でも優れている。
アイヒカ・ムカルジーが使用する特殊なラバー 世界ランク１位を下すことが出来た理由はこちら↓
今後に期待
ムカルジーは、まだ26歳と若く、今後さらなる成長が期待されている。2024年のパリ五輪では、メダル獲得も十分に狙える実力だ。 今回のことでムカルジーはインド国内だけでなく、世界でも注目を浴びている。彼女の今後の活躍に期待したい。
2024年2月16日開催の世界卓球選手権団体戦における、孫穎莎対アイヒカ・ムカルジーの試合結果詳細
試合の映像はこちら
試合概要
- 日程: 2024年2月16日
- 大会: 世界卓球選手権団体戦
- 対戦: 中国 vs インド
- 試合: 女子シングルス第1試合
- 選手:
- 孫穎莎 (中国) – 世界ランキング1位
- アイヒカ・ムカルジー (インド) – 世界ランキング155位
- 結果: 1-3 (10-12, 11-2, 11-13, 6-11)
試合展開
- 第1ゲーム: 序盤から激しいラリーが続き、両者譲らない展開。ムカルジーは積極的にフォアハンド攻撃を仕掛け、孫選手を翻弄。終盤はムカルジー選手が2点差を守り切り、12-10で先取。
- 第2ゲーム: 孫がギアを上げ、強烈なフォアハンドスマッシュで圧倒。11-2でゲームを奪い返す。
- 第3ゲーム: 互いに一歩も譲らない展開が続く。終盤、ムカルジーが巧みなレシーブで孫の攻撃を封じ、13-11でゲームを奪取。
- 第4ゲーム: 孫が追い上げを試みるも、ムカルジーの勢いを止められず。6-11でゲームを落とし、1-3で敗戦。
試合後のコメント
- 孫穎莎（中国）
- 自分のプレーがうまくできなかった。相手選手は非常に良いプレーをしていた。
- 今後はもっと練習して、このような試合に勝てるように頑張りたい。
- アイヒカ・ムカルジー（インド）
- 信じられない気持ち。夢のようです。
- チームのために貢献できて嬉しいです。
この試合の結果を受けて
- 中国チームは初戦から苦戦を強いられ、3-2で辛勝。
- インドチームは番狂わせを起こし、世界卓球の注目を集める。
- アイヒカ・ムカルジーは世界トップレベルの実力を持つ選手であることが証明された。
２０２３年アジア競技大会のダブルスペア スティルタ・ムカルジーは姉妹ではない
第19回アジア卓球競技大会女子2023で女子ダブルスで同メダルに輝いたスティルタ・ムカルジーとアイヒカ・ムカルジーペア。どちらもムカルジーだが、血のつながった姉妹だという情報もあるが、これはどうやら間違いのようだ。
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