日本では言わずと知れた大スター大谷翔平だが、アメリカでの知名度は、意外にもそれほど広くはないという話も聞く。ということで今回は「大谷翔平のアメリカでの知名度」に関して記事を書いていこう。
調査機関YouGovによる調査
- 2023年11月時点の調査で、アメリカ成人（1946年～1999年生まれ）における大谷翔平の知名度は約47％で、現代アスリート全体では147位、現代野球選手の中では32位となる。
- 調査対象をミレニアル世代（1982年～1999年生まれ）に限定すると、知名度は56％に上昇しますが、現代アスリート中の順位は239位に下降。
- 比較として、カルロス・サンタナは知名度64％で13位、WBCアメリカ代表として出場していたムーキー・ベッツは68％で28位となっている。
地域による知名度
- ニューヨークなど大都市では非常に知名度が高く、街を歩けば彼の名前を聞いたり、彼のユニフォームを着ている人を見かけたりすることも珍しくない。
- 一方、サンフランシスコなど西海岸の都市では、知名度が低く、まだ彼の名前を知らない人さえいる。
東海岸のニューヨークでは、彼は非常に人気があるが、西海岸のサンフランシスコなどでは、知名度ははるかに低い理由
東海岸のニューヨークと west coast of the United States のサンフランシスコでは、人々の知名度や人気に違いがある。これは、以下の要因によって引き起こされている。
- 地理的な距離: ニューヨークとサンフランシスコは約5000km離れており、時差も約3時間。この距離の違いは、人々が双方の都市や文化に触れる機会を限定し、知名度を低くする可能性が十分ある。
- 文化的な違い: ニューヨークは金融やビジネスの中心地として知られており、東海岸の経済が密集している地帯だ。一方、サンフランシスコは技術やエンジニアリングの中心地として知られており、多種多様な人種、民族、宗教、文化が集まる国際都市。これらの文化的な違いは、人々の知名度や人気に影響を与えている。
これらの要因により、東海岸のニューヨークでは非常に人気があるのに対し、西海岸のサンフランシスコでは知名度がはるかに低いという状況が生じているのだろう。
アメリカではMLB（野球）がそこまで人気ではない
以下のフライデーの記事によると、アメリカ在住のタレント野沢直子が大谷翔平の知名度について語っている。それによると、
その野沢に『ナイツ』塙宣之が 「大谷翔平って『アメリカでは人気ない』って言う人がいるんですけど、メチャクチャ人気ありますよね？」 と質問。すると野沢は 「なんか若干炎上したら嫌なんだけど……」 と前置きした上で 「人気はあるんだけど、その野球自体が……。野球好きな人は野球見るけども、やっぱりアメリカってさ、バスケとアメフトなわけよ。そこに比べると、（野球は）ちょっと地味なスポーツっていう印象がある」 と回答した。
「盛り上がっているのは日本だけ!?」アメリカ在住の野沢直子が明かした大谷翔平〝真の知名度〟が波紋
アメリカでは野球より、バスケやアメフトの方が人気がようだ。
大谷翔平選手のアメリカでの評価
２０２４年現在、大谷翔平はアメリカで非常に高い評価を受けている。
2023年シーズン
- 投手としては10勝5敗、防御率3.14、167奪三振を記録。
- 打者としては44本塁打、95打点を記録し、打率は.304
- 2年ぶりにア・リーグMVPに選出された。
メディア
- アメリカの主要メディアは、大谷選手を「史上最高の二刀流選手」、「野球界の革命児」と称賛。
- 彼の活躍は、アメリカ野球界に大きなインパクトを与えている。
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