大阪万博を中止にして能登地震の復興支援に財源を回せの声高まる!
2024年1月2日、石川県能登半島でM7.8の地震が発生し、甚大な被害が発生した。この地震を受け、大阪万博を中止にして、能登地震の復興支援に財源を回すべきだという声が高まっている。
大阪万博の財源は約1兆円
大阪万博の総事業費は約1兆円と見込まれている。このうち、国からの補助金は約3500億円、大阪府と大阪市からの負担金は約2500億円、民間からの資金調達は約4000億円。この財源を全て今回の地震の復興に回せないないものだろうか。
能登地震の復興には膨大な費用
能登地震の被災者数は約10万人、倒壊家屋は約1万棟、経済損失は約1兆円と推計されている。ちょうど、大阪万博と同じぐらいの金額だ。
大阪万博を中止すべきだという意見
会場建設費が当初見積もりの2倍に膨らむ見通し
大阪万博の会場建設費は、当初見積もりの1250億円から2350億円に膨らむ見通しだ。これは、資材高騰や人件費増加などの影響によるもので、会場建設費が当初見積もりの2倍に膨らむとなれば、大阪万博の事業費全体も当然、増加することになる。これにより、能登地震の復興支援や、他の社会課題への対応に必要な財源が不足する恐れが出てくる。以上のような理由から、大阪万博を中止すべきだという意見が急速に増えている。
「能登地震の復興を優先すべき」との声
こうした状況を受け、大阪万博を中止にして、能登地震の復興支援に財源を回すべきだという声がXのトレンドに上がっている。
大阪府知事「万博は予定通り開催する」
大阪府の吉村洋文知事は、能登地震の被災者への支援に全力を尽くすとともに、大阪万博は予定通り開催する考えを示している。「能登地震の被災者への支援は、大阪府にとって最優先事項だ。万博の準備も、着実に進めている」と発言。
どうやら、大阪万博を中止にして財源を今回の被災地に回す考えはいまのところ、なさそうだ。
今後の動向に注目
大阪万博を中止にするかどうかは、国や大阪府、大阪市などの関係機関が協議して判断することになりる。今後の動向に注目が集まりそうだ。
コメント