2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震では、石川県能登地方を中心に最大震度7を観測する大地震が発生し、大きな被害をもたらた。この地震を受け、多くの芸能人や有名人が支援活動を行った。
本記事では、能登地震の支援を行った芸能人や有名人を紹介しておく。彼らの支援活動を通して、被災地の一日も早い復興を願うとともに、私たちもできることから支援に取り組んでいきたいものだ。
霜降り明星 粗品
お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品が行った寄付が大きな話題となった。
粗品は、1月6日に行われた中央競馬で、3連単の2412万3700円を的中させ、この高額配当を聞いた粗品は、すぐに「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」へ全額寄付することを決めた。
粗品は、自身のYouTubeチャンネルで、寄付を決めた経緯を語った。自身も借金があり、すぐには寄付ができないのではないかと考えていたそうだが、しかし、地震で被災された方々の苦しみを思うと、自分のお金を寄付するしかないと考えたそうだ。
また、粗品は「俺が持っててもしゃあないもん、どうせキモイ使い方してゼロになりますからね」と、自身のお金の使い方を揶揄しながら、寄付を決意したことを明かした。
粗品の寄付は、被災者や全国の人々から大きな反響を呼び、ツイッター上では「粗品さん、かっこいい」「粗品さんの行動に勇気もらった」などの声とともに税金を心配する声も多かった。
YOSHIKI（X JAPAN）
YOSHIKIは、自身のTwitterで「被災地で大変な思いをされている多くの方々の気持ちを思うと、とてもつらいです」と心境を吐露し、「いま自分にできることは何かと考え、寄付をさせていただきました」と寄付の理由を説明。
また、YOSHIKIは、能登半島地震の被災地支援のために、自身の米国非営利公益法人「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて、100万ドル（約1億3000万円）の支援を表明。
YOSHIKIは、これまでも東日本大震災や熊本地震などの被災地支援に積極的に取り組んでおり、その活動は国内外で高く評価されている。
追記（1月１２日）
上記の支援に追加して、自身の愛用するクリスタルピアノをチャリティーオークションに出品することを発表した。
オークションは、1月12日から16日まで、ヤフオク!で行われる。
YOSHIKIは、オークションの開始にあたり、自身のSNSで以下のようにコメント。
この度の能登半島地震の被害の話を受け、非常に心を痛めています。また犠牲になった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。報道を通じて地震の被害を目の当たりにしましたが、被災地で大変な思いをされている多くの方々の気持ちを思うと、とてもつらいです。
いま自分にできることは何かと考え、先日1000万円の寄付をさせていただきましたが、さらに僕は、自分のクリスタルピアノをオークションに出品し、そのすべての収益を被災者の為に寄付することに決めました。
今後も少しでも支援の輪が広がってくれればと思っています。また何よりも被災地の皆さんが一日でも早く元の生活に戻れることを心から願っています。
オークションは、開始初日で1000万円を超え、１２日の午後５時には１５００万円を超えている。
浜崎あゆみ
浜崎あゆみは、自身のXでで「LAでの大先輩」であるYOSHIKIの寄付に賛同し、同じく1000万円を寄付することを表明。
浜崎は、これまでも東日本大震災や熊本地震などの被災地支援に積極的に取り組んでおり、その活動は多くの人に勇気を与えてきた。
また、能登半島地震の被災地支援のために、自身がプロデュースするファッションブランド「ayumi hamasaki」の売上の一部を寄付する予定。
志尊淳
志尊は、地震発生直後から被災地の状況を注視しており、自身のSNSで被災地支援への協力を呼びかけていた。
寄付の理由について「被災された方々の一日も早い復旧と復興を願って」とコメント。
また、志尊は、能登半島地震の被災地支援のために、自身が出演する映画「ホリック xxxHOLiC」の興行収入の一部を寄付する予定。
三宅健、神宮寺勇太（King & Prince）
三宅健と神宮寺勇太（King & Prince）は、能登半島地震が発生した翌日の2024年1月4日、滝沢秀明がプロデュースするエンターテインメント集団「TOBE」のメンバーとともに、石川県輪島市を訪れ、炊き出しボランティア活動に参加。
三宅と神宮寺は、自ら鍋を振るったり、食器を運んだりして、被災者に温かい食事を届けた。
この支援活動は、滝沢秀明が、被災地を直接訪れ、現地の状況を把握した上で、被災者に何ができるかを考え、企画したもの。
滝沢は、自身のTwitterで「被災地の皆様に、少しでも笑顔になっていただきたく、TOBEのメンバーで炊き出し活動に伺いました」とコメント。
また、滝沢は、能登半島地震の被災地支援のために、自身のYouTubeチャンネルの収益の一部を寄付する予定。
東原亜希
東原亜希は、2024年1月10日に、自身のInstagramで、能登半島地震の被災地支援のため、自身が代表を務める「Mother」から、100万円を石川県に寄付したことを報告。
東原さんは、自身のInstagramで、「被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く、元の生活に戻れますように。」とコメント。
宮迫博之
宮迫博之は、2024年1月3日に発生した能登半島地震の被災者支援のため、以下の活動を行った。
- 1月10日、自身のYouTubeチャンネルで、ジャンボ宝くじで1等組違い賞10万円に当選したことを報告し、その全額を能登半島地震の義援金として寄付することを表明。
- 1月13日、自身のYouTubeチャンネルで、自身がプロデュースする飲食店のキッチンカーを被災地に派遣することを発表。
宮迫は、自身のYouTubeチャンネルで、「被災地の一日も早い復旧・復興を願っています。そして、自分たちができることで、少しでも被災者の力になれたらいいなと思っています。」とコメント。
ヒカキン
ヒカキンは1月3日に自身のYouTubeチャンネル「HikakinTV」で動画「【1000万円募金します】令和6年能登半島地震にヒカキンと一緒に募金しませんか」を公開。
動画の中で、ヒカキンは「居ても立っても居られず、少しでもこのチャンネルの影響力を使って何かできないかと考え、急きょ撮影しています」と、地震発生直後から支援を決意したことを語った。
また、自身の出身地である新潟県妙高市でも震度5強の地震が発生し、母親の家の家具が倒れて以前ヒカキンがプレゼントしたテレビが壊れてしまったことを報告。
そして、募金の呼びかけとして、Yahoo!基金を通じて1000万円を寄付する様子を公開。また、寄付の方法や、フェイクニュースの拡散に注意すること、被災者に言葉をかけてあげることなど、被災者支援の具体的な方法についても紹介した。
ヒカキンのこの動画は、公開からわずか2日で200万回以上再生され、多くの視聴者の支持を集めた。また、ヒカキンの呼びかけに応じて、多くの人が寄付に協力したことで、Yahoo!基金の募金総額は1月6日時点で約13億円に達した。
はじめしゃちょー
人気YouTuberのはじめしゃちょーは、自身のYouTubeチャンネルとXにて、富山県災害義援金に300万円、日本赤十字社に200万円、合計500万円の義援金を寄付することを表。
義援金の詳細
- 寄付先:
- 富山県災害義援金: 300万円
- 日本赤十字社: 200万円
- 寄付金合計: 500万円
コメント
はじめしゃちょーは動画内で、「今回の地震で被害を受けた方々に心からお見舞いを申し上げますと述べ、自身の地元である富山県も被害を受けていることを知ったため、少しでも力になりたいと思い、義援金を寄付することを決めた」と語った。
また、今後も自分にできることがあれば協力していきたいとコメント。
新しい地図
能登半島地震を受け、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾による「新しい地図」は、1月5日に日本財団と共同で運営する「LOVE POCKET FUND」を通じて「令和6年能登半島地震支援プロジェクト」を立ち上げた。
また、新しい地図からプロジェクトに5000万円を寄付することも発表。
地震発生時、新しい地図は会員限定イベントを日本武道館で開催しており、会場内でも揺れが確認されたため、予定されていた内容を変更していた。
メンバーの香取慎吾は、「今回の≪能登半島地震≫の報道を受け、大変心が痛んでいます。 このプロジェクトが、今、困難な中で頑張っていらっしゃる皆さんに寄り添った支援になるよう、私たちも力を尽くしていきたいと思います。 離れていても、心はひとつ」とコメント。
支援プロジェクトでは、日本財団の担当スタッフと連携する災害NPO約10団体が先遣隊として被災地（輪島市、珠洲市、能登町、穴水町、七尾市）に入り、支援の調査を開始。
調査内容を考慮して今後、支援先、支援内容は「LOVE POCKET FUND」ホームページ上で随時、報告される予定。
LDHグループ
2024年1月1日に発生した能登半島地震を受け、LDHは1月12日に、石川県能登半島地震災害義援金に5,000万円を寄付したことを発表。
LDHは、ご存じの通りEXILEや三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEなど、国内外の人気アーティストが所属する芸能事務所だ。能登半島地震の被害を受けられた方々への支援として、この度の寄付を決定したとのこと。
また、LDHはライブ・イベント会場や運営店舗、EXPG STUDIO各校などにおいて、被災者支援のための募金箱「LDH募金」を設置しており、この募金も日本赤十字を通じて寄付される予定。
LDHの代表取締役社長であるHIROは、コメントで「一日も早い復旧と復興を、そして皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます」と述べている。 内容は以下んもとおり
元格闘家 魔裟斗
元格闘家の魔裟斗は1月18日に、石川県能登半島地震災害義援金として500万円を寄付したことを発表。
魔裟斗は、K-1 WORLD MAX 2003・2008世界王者として活躍し、現在はタレントやYouTuberとしても活躍中だ。
魔裟斗は、地震発生直後にInstagramで「能登半島地震におきましてお亡くなりになられた方々、その家族、ご親族、関係者の方々に対しまして心よりお悔やみ申し上げますとともに被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます」とコメントし、被災者への支援を表明。
その後、18日にInstagramで「被災地の支援と復旧に役立てて頂くための義援金を石川県へ500万円寄付させて頂きました」と報告し、被災地の一日も早い復興を願うコメントを投稿。
「現役時代ならまだしも、引退して仕事も落ち着いた状態で５００万円はすげー」などの声があがった。
B’z
ロックグループB’zは1月12日に、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへ、チャリティーグッズの2022年度収益金と2023年度収益金の一部を寄付することを発表した。
寄付総額は1519万1000円で、そのうち1019万1000円は新型コロナウイルス感染症子ども支援に基づいた「子どもの食 応援ボックス」に、500万円は2024年能登半島地震緊急子ども支援に充てられる。
B’zは、2011年からチャリティーグッズの販売を通じて、災害復興や新型コロナウイルス感染症対策支援などの社会貢献活動を行っています。
「令和6年能登半島地震により被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。今もなお余震が頻発し、ライフラインへの影響が依然続く中、大勢の皆様が心身共に疲弊されていることとお察しいたします。慣れない避難生活を強いられ、中には孤立する集落で不安な日々をお過ごしの方もいらっしゃると思案いたします。ライフラインの早期復旧と、被災された皆さまが一日でも早く元の生活に戻ることができるよう、メンバー・スタッフ一同心よりお祈りさせていただきます。」
B’zの公式サイトより
小芝風花
女優の小芝風花は1月15日に、主演を務めた映画『レディ加賀』の配給収入の5％を石川県に義援金として寄付することを発表。
『レディ加賀』は、石川県の加賀温泉郷を舞台に、タップダンスで温泉街を盛り上げるおかみたちの姿を描いた作品だ。
小芝は、映画の撮影で石川県を訪れた際に、地元の人々の温かさや強さを肌で感じたことから、この寄付を決意したとのこと。
「令和6年能登半島地震で被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。被災地にいらっしゃる皆様の安全と、一刻も早いご復帰を心よりお祈り申し上げます。
この映画は、石川県の加賀温泉郷を舞台に、タップダンスで温泉街を盛り上げるおかみたちの姿を描いた作品です。撮影を通して、石川県の皆様の温かさや強さを肌で感じました。
この映画が、少しでも石川県の皆様の力になれたらと、配給収入の5％を石川県に義援金として寄付させていただくことを決めました。
一日も早い復興と、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。」
小芝風花のコメントより
男闘呼組
元ジャニーズの男闘呼組は1月12日に、昨年行われたラストライブの収益から4000万円を、石川県が開設した「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」へ寄付することを発表。
男闘呼組は、1993年の活動休止から29年経過した2022年7月に期間限定で再結成。 昨年4月からはラストツアーを開催し、8月に解散。
メンバー4人は、地震発生直後に公式サイトで「『令和6年能登半島地震』で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。この度、男闘呼組は、被災者や被災地の支援に貢献したいという強い思いで、昨年行ったライブ「2023 THE LAST LIVE」、「男闘呼組 LAST FOREVER」、「祝・日比谷野音 100周年 男闘呼組 2023 THE LAST LIVE ENCORE」の収益から4000万円を、石川県令和6年能登半島地震災害義援金へ寄付させていただくことに致しました。被災された皆さまが一日も早く安定した生活を取り戻され、被災地の復興が一日でも早く叶いますこと、心からお祈り申し上げます。」とコメントした。
Mrs.GREEN APPLE 大島元貴
Mrs. GREEN APPLEのボーカル・ギターの大森元貴が、1月11日に、日本赤十字社を通じて、能登半島地震の被災者支援、被災地復興の為に、1000万円の義援金を寄付したことを発表。
大森は、公式サイトで「この度の能登半島地震により被害にあわれた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。被災者支援や被災地の復興に役立てて頂くための義援金を、日本赤十字社を通じて、1000万円寄付させていただきました。一日も早い復旧と復興が進みますよう、心よりお祈り申し上げます。」とコメントした。
杉良太郎
歌手で俳優の杉良太郎は、被災地支援の一環として、1月19日と20日の2日間、石川県金沢市の避難所「いしかわ総合スポーツセンター」で炊き出しを実施。
杉は、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災など、これまでも被災地で炊き出しを実施してきた。今回の能登半島地震でも、地震発生直後から「被災地に直接何かできることはないか」と考えていたという。
炊き出しのメニューは、昼食に肉うどん、夕食にカレーライス、豚汁など、被災者にとって温かくて食べやすいものを用意。また、毎食にバナナ、みかん、いちごなどの果物を添えることで、栄養価を高める工夫もされている。
炊き出しには、杉の呼びかけに応じたボランティアスタッフも参加し、杉は若いスタッフに「避難者には胃に負担がかかっているので、優しい味付けで」と指示し、高齢者にも食べやすいように配慮した。
炊き出しには、約200人の避難者が参加。杉は、被災者一人ひとりと握手や会話を交わしながら、激励の言葉をかけ、また、夕食の炊き出しでは避難所を訪れた3歳の女の子から感謝の手紙を受け取った。
杉は、炊き出しを終えて、「被災者の方々は、不安や疲労でいっぱいだと思います。温かい食事を食べて、少しでも元気になってほしい」と語った。
また、杉良太郎はこれまでの５９年間で、個人の財産の約４０億円ほど福祉活動に費やしている。
まさに漢の中の漢だ。
ASKA
元チャゲ＆飛鳥のボーカルのASKA（現シンガーソングライター）も能登半島地震の被災者への支援を行ったことをアルピニストの野口健がXにて投稿している。ASKAは寝袋２０００個の寄付を行った。少しでも温かい装備で寝てほしいという思いが込められているのだろう。
ダレノガレ明美
タレントのダレノガレ明美は、自身のSNSにて、石川県珠洲市で発生した能登地震の被災者へ炊き出しを行ったことを報告。
詳細
- 場所: 石川県珠洲市
- 日時: 2024年1月23日
- 提供内容: 豚汁、おにぎり、お菓子
- 提供人数: 約400人
- 費用: 自費
- 地元のボランティア団体と協力して炊き出しを行った。
- 被災者へ温かい言葉をかけ、励ました。
コメント
ダレノガレさんは、Instagramにて「少しでも力になれればと思い、炊き出しをさせて頂きました。」とコメントしており、被災者の方々に寄り添う気持ちを表明した。
まとめ
今回の能登地震の被災者への支援活動を行った芸能人は他にもまだまだおられるハズだ。このブログでも随時、調べて更新していくつもりだ。こういった芸能人の活動は被災された方々へ力強い応援になることは間違いない。
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