開幕直前という異例のタイミングで一部公演が中止となったミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」。 多くのファンが待ち望んでいた作品だけに、落胆の声も多く上がっている。
今回の記事では、公式発表に基づいた詳細な中止理由と、今後の見通しについて解説。
ミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」詳細
2024年2月6日から28日まで東京帝国劇場にて上演予定のミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」は、荒木飛呂彦原作の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第1部を舞台化した作品。
演出・振付は長谷川寧、音楽はドーヴ・アチアとロッド・ジャノワ、脚本・歌詞は元吉庸泰が担当。
ジョナサン・ジョースター役は松下優也と有澤樟太郎、ディオ・ブランドー役は宮野真守、エリナ・ペンドルトン役は清水美依紗、スピードワゴン役はYOUNG DAISが務める。
あらすじ
19世紀イギリス。ジョースター卿の息子ジョナサンは、父を殺害したディオ・ブランドーと宿命の対決を繰り広げる。
ジョナサンは、波紋使いウィル・A・ツェペリの指導を受け、波紋の力を身につけ、ディオに立ち向かう。
見どころ
- 原作の世界観を忠実に再現した豪華な舞台装置
- 迫力満点のアクションシーン
- 壮大な音楽と美しい歌声
- 個性豊かなキャラクターたち
チケット情報
- 一般発売:2023年11月12日(土)10:00~
- 料金:S席 13,000円、A席 9,000円、B席 7,000円、C席 5,000円
- プレイガイド:東宝チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、チケットぴあ(Pコード)
公式サイト
関連情報
- 原作漫画「ジョジョの奇妙な冒険」:集英社ジャンプ コミックス刊
- アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」:公式サイト https://jojo-animation.com/
中止理由:想定以上の準備時間
東宝演劇部の発表によると、今回の公演中止理由は「開幕準備に想定以上の時間を要すこととなり、万全の状態で公演をお届けすることが難しいため」とのことだ。
具体的には、以下のような理由が挙げられる。
- 舞台装置の複雑さ: 原作の世界観を忠実に再現するため、精巧な舞台装置が必要とされている。
- アクションシーンの難易度: 原作には多くのアクションシーンがあり、安全性を確保しながら迫力のある演出を実現する必要がある。
- 音楽・歌唱の調整: ミュージカル作品として、音楽と歌唱の完成度も重要。
これらの要素を全て高水準で仕上げるために、当初想定していたよりも多くの時間を要している状況というのが今回の公演中止の理由だ。
ただ、これはあらかじめ想定できる内容ではないだろうか。
公演中止に対してXに投稿されたファンの声
チケット代の払い戻しは当然として、交通費や宿泊費は戻ってこない。そういう不満の声も多くみられた。
今後の見通し
中止となった公演の振替公演の有無、払戻の詳細、2月10日以降の公演については、2月8日までに発表される予定だ。
現時点では、今後のスケジュールや振替公演の有無は不明。
東宝演劇部は、公式サイトや公式ツイッターなどで最新情報を発信していくとしている。
「ファンの方々には、引き続き最新情報にご注目いただくとともに、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします」とコメント。
関係者からのコメント
今回の公演中止について、関係者から以下のコメントが発表されている。
- 東宝演劇部: 「ご来場を楽しみにされていたお客様には、大変なご迷惑をお掛けいたしまして、誠に申し訳ございません。心より深くお詫び申し上げます。」
- 松下優也: 「楽しみにしてくださっていた皆様、本当に申し訳ありません。必ず最高のジョナサンをお届けしますので、もう少しだけお待ちください。」
- 有澤樟太郎: 「このようなご報告になってしまい、大変申し訳ございません。最高の舞台をお届けできるよう、カンパニー一同、より一層努力を重ねて参ります。」
- 宮野真守: 「楽しみにしてくださっていた皆様、大変申し訳ございません。必ず最高のディオをお届けしますので、もう少しだけお待ちください。」
関係者からも、ファンへの謝罪と今後の公演への決意が表明されていた。
まとめ
ミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」一部公演の中止は、多くのファンにとって残念なニュースとなった。
しかし、関係者たちは最高の舞台をお届けするために努力を続けていることだろうと思う。
今後の情報に期待しよう。
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