パナソニックから11月に満を持して発売された「ウォールフィットテレビ」LW1/LW1L。特徴としては、従来アンテナ線が出てる位置によってある程度テレビを置く位置が決まっていたのを、チューナーとモニターを分離させ、無線で映像を送ることで、好きな位置にテレビを置くことが出来るようにした。さらに石膏ボードの壁に設置することができ、邪魔だった配線もかなりすっきりできるようになった。
「ウォールフィットテレビ」LW1/LW1Lの特徴を簡単に
パナソニックのウォールフィットテレビは、モニターとチューナー部を分離し、映像を無線で伝送する新しいタイプのテレビである。従来のテレビのように、壁のアンテナ端子の位置に縛られることなく、好きな場所に自由に設置することができる。
ウォールフィットテレビの特徴は、以下の3つである。
- 好きな場所に設置できる
ウォールフィットテレビは、モニターとチューナー部が分離されているため、壁のアンテナ端子の位置に縛られず、好きな場所に設置できる。例えば、壁の中央に設置して、部屋を広く見せたり、キッチンや寝室など、これまでテレビを置けなかった場所に設置したりすることができる。
- 薄型・軽量で設置が簡単
ウォールフィットテレビは、モニターとチューナー部が分離されているため、モニターは薄型・軽量で、壁の補強工事なしで簡単に設置することができる。モニターの厚さは約3.5cm、重量は約15kgと、従来の壁掛けテレビと比べて大幅に薄型・軽量化されている。
- 4K映像を高画質で楽しめる
ウォールフィットテレビは、独自の無線伝送技術とデータ圧縮技術により、4K映像でも高画質で楽しむことができる。無線伝送技術は、映像を圧縮して伝送することで、画質を落とさずに伝送することができる。また、データ圧縮技術は、映像の不要な部分を削除することで、画質を落とさずにファイルサイズを小さくすることができる。
ウォールフィットテレビは、従来のテレビの常識を覆す、新しいタイプのテレビである。好きな場所に設置できる、薄型・軽量で設置が簡単、4K映像を高画質で楽しめる、などのメリットがあり、今後ますます人気が高まっていくと考えられる。
LW1とLW1Lの違い
LW1は、内蔵HDDが2TBのタイプ。で、LW1Lは内蔵HDDがない。なので、よく番組を録画する方はLW1を購入すると良いだろう。
LW1とLW1Lのスペック
パナソニックのウォールフィットテレビのスペックは、以下のとおり。
項目 | 仕様 |
---|---|
画面サイズ | 55V型/65V型/75V型 |
画素数 | 3840×2160(4K) |
パネル | 有機EL |
視野角 | 左右178度、上下178度 |
応答速度 | 0.001ミリ秒(GtoG) |
録画機能 | LW1内臓HDD2TB LW1Lはなし |
接続端子 | HDMI×4、USB×3、LAN、光デジタル音声出力、ヘッドホン出力 |
LW1とLW1Lの価格帯は?
2023年12月5日現在、パナソニックのウォールフィットテレビの新品価格は、以下のとおり。
- 55V型:20万円~25万円
- 65V型:25万円~30万円
- 75V型:30万円~35万円
中古価格は、以下のとおりです。
- 55V型:10万円~15万円
- 65V型:15万円~20万円
- 75V型:20万円~25万円
新品価格は、メーカー希望小売価格であり、実際の販売価格は、販売店によって異なる。中古価格は、商品の状態や販売店によって異なる。
新品価格と中古価格の差は、商品の状態や販売店によって異なるが、一般的には、新品価格の50%~70%程度が中古価格の目安。
ウォールフィットテレビは、発売以来人気が高まっているため、新品価格は高めだ。中古価格は、新品価格よりも安価に購入できるため、コストパフォーマンスを重視する方にはおすすめしている。
ただし、中古品を購入する際には、商品の状態や保証内容をよく確認するようにしよう。
メリットデメリット
メリット
好きな場所に設置できる具体的なメリット
- 壁の中央に設置して部屋を広く見せられる
- キッチンや寝室など、これまでテレビを置けなかった場所に設置できる
- モニターを壁から離して設置できるので、壁に穴を開けずに設置できる
薄型・軽量で設置が簡単な具体的なメリット
- モニターの厚さは約3.5cmと薄型なので、インテリアを邪魔しない
- 重さは約15kgと軽量なので、女性や一人暮らしの方でも簡単に設置できる
4K映像を高画質で楽しめる具体的なメリット
- 4K放送や4Kコンテンツを、高画質で楽しむことができる
- 映像の不要な部分を削除することで、画質を落とさずにファイルサイズを小さくすることができる
デメリット
- 価格が高い
ウォールフィットテレビは、従来のテレビと比べて価格が高い傾向にある。
- 無線伝送の遅延が気になる場合がある
ウォールフィットテレビは、映像を無線で伝送するため、無線伝送の遅延が気になる場合がある。
感想や口コミ、レビュー
Amazonのレビュー
1、設置作業は妻と二人でできました。一人は厳しいかも。水平器を使うとよいです。画面はどの角度から見てもきれいに見えます。音ですが、設置場所環境によるのですが、我が家は吹き抜けになっており、高音やアナウンサーの声が聞こえにくい場合があります。リモコンの反応もよく、インターネット配信、DLAN再生も応答よくストレスに感じることはありません。値段は正直、高いと思います。が、購入して損したとは思っていません。この軽さ設置方法のアイデア代として支払ったと思っています。
2、古い液晶テレビがもう15年程使っていたので、新しいテレビを探していました。家電量販店を回っても画質や音質に違いがあれど(違いは正直あまり分かりませんが)、どれも似たり寄ったりで値段が高くても安くても、少なくとも15年以上前のテレビに比べれば良いに決まっているので、安いテレビでいいかと思っていたらこのテレビの展示がありました。壁から約3.5センチのみという画期的な薄さで壁掛けが出来る部分に魅かれて、最初は10万円以内で探していたのに比べると数倍高いですがこちらのテレビを選びました。壁掛け自体は業者さんにお願いしたのでDIYのレビューは出来ませんがテレビそのものには非常に満足しています。音質はあまりよく分かりませんが画質は有機ELパネルという事で確かにきれいです。そして何よりもリビングが圧倒的に広く活用できます。これまではテレビ台があってその上にテレビを置いて、テレビの後ろ側にはあれやこれやのケーブルがゴチャゴチャして埃をかぶり見て見ぬふりをしていましたが、このテレビはコンセントとつなぐケーブルのみで非常にすっきりしています。55インチなので普通のテレビであれば半畳近くの床面積を取りかねないところが、このテレビの場合だとその面積を生活空間として活用できます。また、部屋の景色としてもとてもスッキリし、映像によっては壁にかけた絵画のようです。高い買い物ではありますが、前回のテレビ同様10年以上使うのであれば有だと思いますし、昨今の住居の価格が高騰している中でリビングの面積を広く活用できるこのテレビは画期的だと思います。
3、結論としては「買ってよかった」です。薄型で邪魔にならず、まさにアートフレーム感覚で設置できるテレビはパナの新発明だと思います。ただ、フックの取り付けが想像していたよりもなかなか大変!DIYは得意なほうですが、それでも少々苦戦しました。固定ピンは付属の安全ロック工具を使うよりも、普通に金づちで叩いたほうが早いです。また、右利きの場合は右上・右下の固定ピンが差し込みにくく、ピンを何本か曲げてしまいました(ちゃんと予備ピンはあります)。石膏ボードの下は金具が入っている箇所が多いため、金具に当たってしまうと、ピンを奥まで差し込めなくなります。取り付け前に金具の位置を確認しておくことがいちばん大事なポイントかと思います(コンコンと叩くと音の違いでわかります)。無事に取付が完了した後は快適に愛用しております。
4、壁の取り付け機構や無線で映像を飛ばし、配線を電源1本だけで済ます技術
素晴らしいアイデアと技術力が合わさらないと完成しない製品です。
高額にも関わらず、購入者はかなり満足している商品だ言えそうだ。
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ウォールフィットテレビ LW1/LW1L[55v]
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