静岡・川勝知事のリニア反対の理由とは?
静岡県知事の川勝平太は、リニア中央新幹線の着工に反対していたと思われても無理はないだろう。なにせ、いくどとなくJR東海と話し合った結果、ついに着工することなく辞任するという結末を迎えた。今回は、なぜ川勝平太知事がリニアに反対していたのかという理由を様々な情報から集めてみたので、ご紹介しよう。
リニアのトンネル工事に伴う水が流出説
上記の画像をみてほしい。これは東京新聞の画像だ。この南アルプスと記されているところに大井川という大きな川が流れている。Cルートで工事を着工した場合、工事で流出する地下水が全て山梨県側に流れて静岡県民にとって命ともいうべき水が来なくなる。これを恐れて、川勝平太知事は断固反対していたという説。
これだけ見れば静岡県知事としては県民を守るため至極当然なのだが、もちろん対応策として工事で流出した水は全て静岡県側に戻すという対策をJR側は示したのだが、川勝知事はなにかと理由を付けてこれを拒否していたという。
そもそもリニアが開通しても静岡県になんのメリットもない説
もう一度、上記の地図を見てほしい。リニア新幹線の基本のCルートを見ると、品川(東京)ー甲府(山梨)ー飯田(長野)ー中津川(岐阜)ー名古屋(愛知)を通るルートだ。
静岡県はほぼ全く入っておらず、正直なんのメリットもないと言える。これはあくまで大都市間の移動を最短で通すためのものなので、最終的には東京ー大阪間までつなぐためだ。
たしかにこのルートを見ると、静岡県はかわいそうな気もするが日本全体のメリットを考えればやむを得ないのかもしれない。
川勝平太氏が中国からお金をもらって妨害している説
これが事実ならとんでもないことだが、確かに辞任するタイミングが良すぎるという声も聞こえる。リニアの計画が大きく延期が決まったタイミングで不適切な発言とともに辞意を表明している。この延期により中国が先にリニアを完成させる可能性があるという噂だ。
さらにしっかり7月4日の任期満了で辞任するという可能性が高い。任期満了に伴う退職金をほぼ満額受け取るのではないか?というネット上の批判も少なくない。
結論
いずれにしろ我が国のリニア事業は大きく後退したことは間違いない。次期静岡県知事にはぜひ期待したい。
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