イラク代表の要注意選手「アリ・ジャシム」の実力とは?
イラク代表のアリ・ジャシム(20)は、U-20アジアカップで3ゴールを記録し、チームのU-20ワールドカップ出場権獲得に貢献した若手選手だ。
ジャシムは、ドリブル突破に長け、スピードを生かした攻撃が持ち味の選手で、また、得点感覚にも優れ、チャンスをものにする能力が高いことが特徴だ。
そんな日本にとって脅威となるジャシムのプレースタイルや、特徴を追っていこう。
イラク代表「アリ・ジャシム」はどんな選手なのか?
アリ・ジャシムは、2004年1月14日生まれのイラクのサッカー選手。ポジションはウイングまたはセカンドトップ。身長175cm、体重70kg。
イラク・カルフでプロデビューを果たした後、アル・ショルタ、アル・カフラーバと渡り歩き、現在はイラク国内リーグのアル・カフラーバでプレーしている。
2023年のAFC U-20アジアカップでは、準々決勝のイランとの対戦で決勝ゴールを決め、チームのU-20ワールドカップ出場権獲得に貢献。また、準々決勝ではベストイレブンに選出されている。
イラク代表では、2022年11月の日本代表との国際親善試合でA代表デビューを果たした。
今後の活躍が期待される若手選手の一人だ。
具体的なプレースタイルとしては、以下のような特徴が挙げられる。
- ドリブル突破に長け、スピードを生かした攻撃が持ち味
- 得点感覚にも優れ、チャンスをものにする能力が高い
- サイドだけでなく、中央でもプレーできる
さらにあのドイツ代表として活躍した韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督が「欧州でプレーすべきタレント」と発言したと言われている。以下の記事より引用
ドリブル突破とスピードを生かした攻撃が持ち味
ジャシムの最大の武器は、なんといってもドリブル突破だ。相手DFのマークを外す技術に長けており、スピードを生かした突破でゴール前まで持ち込むことができる。
また、スピードも兼ね備えているため、相手DFの裏を狙うプレーも得意としている。
U-20アジアカップでは、準々決勝のイランとの対戦で、ドリブル突破から決勝ゴールを決め、このゴールは、イラク代表のU-20ワールドカップ出場を決定づけるものとなった。
得点感覚にも優れ、チャンスをものにする能力が高い
ジャシムは、得点感覚にも優れており、チャンスをものにする能力が高く、少ないチャンスでもゴールを奪うことができる。
U-20アジアカップでは、3ゴールを記録し、チームの得点源として活躍した。
サイドだけでなく、中央でもプレーできる
ジャシムは、サイドだけでなく、中央でもプレーすることができる。サイドでは、ドリブル突破で相手DFを崩し、クロスやシュートでチャンスを創出する危険な選手だ。
さらに中央では、得点感覚を生かして、どこからでもゴールを狙うことができる。
U-20 アジアカップ 日本対イラク アリ・ジャシムの得点シーン
得点シーン 1:00~コーナーキックから
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